婚活物語(コラム)
Story1:華麗なるキャリアまたは婚活難民
私が婚活サイトを利用したワケ
R美さんは、一重の瞳とスッキリした輪郭を持つ和風美女。
もっとわかりやすく言うと日本人的「大人女子」というイメージ。
派手ではないけど華があり、今どきの大人女子。
「私、今2つの婚活サイトに登録しているんです。大手一つとローカルなの1つ。」
ここからはR美さんご自身が、あるお店の中で語られたお話。
「私が婚活を始めたのは・・弟が、30歳のときに結婚を決めまして・・その後、母から、『あなたはどうなの?』と頻繁に言われるようになっちゃって(笑)。そのせいか、『そろそろ結婚しなきゃ』って思うようになったんですよね。」
30過ぎるとひとりで過ごす休日が急に寂しくて
20代は仕事も忙しかったので、休日は疲れて寝てるか、会社に出て働いているか、誰かに誘われるか、とにかくいつも何かしてましたよね。
でも、30を過ぎると、意図的に何か計画を立てておかないと、休日をもてあましてしまうことが多くなったとR美さん。
「30歳を越え休日を一人で過ごすのって、なんだか寂しいですよね・・」
「私、美味しい食事やきれいなものを見るのが好きなんです。だから、結婚相手にも同じ趣味、同じ感性の人であってほしいんです。休日は一緒にレストランや映画館、美術館に行きたいし、 『これ、美味しいね、とか、楽しかったね』と思うものが同じであってほしいんです。」
例えば、デートで映画を観に行く方とは価値観が絶対に合わないとのこと。
以前、数回デートした相手と映画を観に行った時、好みがぜんぜん合わず、とても不快だったとか・・
「せっかくのお休みに二人で会ってるのに会話のできない映画を観るなんてあり得ない!」
と思ったそう(笑)。
ところが、そんな「趣味も価値観も合わない男性」とR美さんは別れられないでいた・・
「だって、彼はハイスペックだったんです。英語も流暢で、留学経験もありました。 これはもう彼に決めたいと思うじゃないですか?」
えー、そうなの?
だってさっきと言ってることが違うような?
このまま続くとあなたは・・
人の好みや価値観はさまざま。
だから、「これがいい!」とは決っして言えない。
ましてや、自分の好み、感性を相手に押し付けるのは大いに問題。
だけど、これから先、長い時間を共にするにあたっては、好みが合うか、共通の趣味が見いだせるか、価値観をすり合わせることができるか、はとても大切なこと。
なんだけど、、、まったく相反する、あるいはぜんぜん矛盾しまくりの要因、条件を相手に求めたりするのもまた「人」である証拠だったり。
R美さん、実は「ふたり日和」の会員ではない。
知り合いの相談所の方から聞いたお話。
R美さん、とても長く婚活をされていて、まだ意中の男性にめぐり会えていないらしい。
ご本人は必死。
もちろん、コンシェルジュも必死のはず。
今では気になった男性に片っ端からお会いしているよう。
まぁ、なんといっても美しい方なので、男性からのオファーは引きも切らないとか。
長い婚活になっている1つの例なのだが、R美さん、私は一言、あなたにアドバイスしたい。
『あなたがお相手に望む一番を決めるために、ご自身と向き合う時間も作りましょう。』
と。